1984-12-21 第102回国会 参議院 本会議 第3号
もちろん制度の長期的安定と公平は必要でありますが、特殊労働者の立場にも配慮することが社会保障としての大義であり、本案の検討に当たった関係審議会においても、きめ細かな配慮の必要性が特に指摘されているところであります。 そこで、船員、坑内員など第三種被保険者の期間計算については、制度改正がなだらかに行われるよう激変緩和措置を求めるものであります。
もちろん制度の長期的安定と公平は必要でありますが、特殊労働者の立場にも配慮することが社会保障としての大義であり、本案の検討に当たった関係審議会においても、きめ細かな配慮の必要性が特に指摘されているところであります。 そこで、船員、坑内員など第三種被保険者の期間計算については、制度改正がなだらかに行われるよう激変緩和措置を求めるものであります。
沖繩については、名目上、生産費をなお賄えないという実態もあるわけでございますが、これも若干のものでございますし、これにつきましては、釈迦に説法でございますが、沖繩の剥葉労働という集約的な特殊労働をどう見るかというむずかしい問題もあるわけでございます。
それはどういう水準であったならば、それがふさわしいという名に値するか、これはいろいろ比較の問題、先ほど先生お話がございましたような適正化の問題、他産業との比較の問題、いろいろございますが、いずれにいたしましても、それは地下労働であるという特殊労働の中で仕事をするわけですから、そういう職場に入っていくという魅力がなければならぬということは言えると思うのでございます。
しかし、農協の場合にはそういう意味の特殊労働扱いをされていないのです。ストレートに労働基準法が適用されるのです。ですから、あなたたちが行政指導をする場合に、特殊性、特殊性ということを言われますと、特殊性の陰に隠れてこれが守られないということになります。法律的には特殊性を口にすることは許されない仕組みになっているのだ。この点は、行政指導する側は肝に銘じてもらいたい。
炭労は坑内外を問わず定年が五十五歳でありますが、労働者不足という意味で、いろいろ労使の協定をいたしまして、特殊労働者、特殊技能者あるいはそれらに家庭の事情その他も勘案をいたしまして、五十五歳になりましても再雇用するという道をとっていますが、六十歳未満が六百九十六名、二・三%であります。これが炭鉱労務者の年齢の実際であります。
特定の者、たとえば在留資格者——教授、商用活動者、留学生、技術研修生、興行活動者、熟練特殊労働者等の在留資格のある者は、必要に応じまして在留を許され、活動の種類や場所を指定できるようにする。そして活動の指定に違反した外国人または一定の政治活動をした外国人等に対しましては、その行為の中止または同種行為の反復の禁止を命令することができるようにいたしました。
それから四番目の法案第二条第十号の熟練特殊労働者でございますが、これにつきましては、職業の種類とか収容先の指定というようなことも考えておるのでございます。
それから熟練特殊労働者というのがございますが、これは、日本でいま現在しております一番多いのは中国料理のコックでございまして、日本人にはできない特殊労働者だということで入れております。そういうような人、あるいはフランスパンの製法を教えるためにフランス人が来ておるということがございます。そういうときに、あなたはシナ料理のコックをして働くのはけっこうだが、日本料理のコックとして働いてくれては困る。
第九号は興行活動者としての在留資格、第十号は熟練特殊労働者としての在留資格、第十一号は永住者としての在留資格で、それぞれ現行令第四条第一項第九号、第十三号及び第十四号と同じであり、第十二号は家族としての在留資格であるが、現行令第四条第一項第十五号に規定するもののほか、日本人、永住者及び公用活動者の配偶者または二十歳に満たない子で配偶者のないものを加えました。
しかるに、白書では、陸上中小企業の従事者三十人程度のものと同一視して報告しているのであるが、これは作業に伴う危険性と、長時間労働という特殊労働条件を無視したものであって、正しい見解とは言えないのであります。したがって、労働条件の改善について、一段の施策と努力が要求されている実情であります。
そこでどうしても、全労働者について厚生年金を引き上げるということが必要でしょうが、少なくとも地下産業の労働者というのは、御存じのように特殊労働者です。ですからこの特殊な労働者、あれだけ高熱で、しかも危険度の多い仕事に参加した労働者のいわゆる報酬として、老後だけは安定だという保障をしてやりたい。
総理は、これを計画的に、政府の強力な指導に基づいて進める考えがあるかどうかをお伺いすると同時に、この際、石炭産業の公共性と特殊労働の面から、その社会化の道を開く考えがあるかどうかをお伺いいたしたいと思うのであります。(拍手) 経営基盤の不安定、雇用の不安定は、今日、炭鉱においては、労使ともに経営と労働の不安をかもし出しておるのであります。
船に乗ってしまいますと自由は全くその仕事の中に投入されてしまうのでありまして、こういう特殊労働であります。こういう特殊労働の関係を認める法律といたしましては船員法がございまするが、その船員法によりますと、勤務中、すなわち乗船しておりまする場合におきましては、その疾病災害などに対しましてはその船の所有者が一切の補償の責めに任ずるという規定があるのであります。
四、重筋肉労働、光熱有害作業等の特殊労働に就業する者については坑内夫と同等の取扱をすること。 五、保険給付費の国庫負担金を増額すること。 六、脱退手当金の支給要件を従来通りにすること。 七、厚生年金積立金についてはこれを民主的効率的に管理運用するよう特別の措置を講ずること。
四、重筋肉労働、光熱有害作業等の特殊労働に就業する者については坑内夫と同等の取扱をすること。 五、保険給付費の国庫負担金を増額すること。 六、脱退手当金の支給要件を従来通りにすること。 七、厚生年金積立金についてはこれを民主的、効率的に管理運用する様特別の措置を講ずること。
只今厚生大臣は、寿命が延びたからというようなことを申されましたが、坑内夫や熱処理の特殊労働に従事しておる者は、労働寿命が非常に短いのでございます。時に坑内夫につきましてはけい肺という特殊な疾病があります。目下労働委員会におきましても独立立法を議員提案でなされておる状態でございますが、これが公聴会における公述人の説明を聞きましても、入社後十数年にして死去する者もあるようでございます。
これらの請願及び陳情の詳細は、審査報告書によつて御承知願うことといたしまして、これを大別して申上げますと、労働者給與等に関する問題と特殊労働施設設置に関する問題との二つであります。労働委員会におきましては、五月四日より委員会を前後五回に亘りまして開催いたしまして、関係政府委員の出席を求め、委員との間に熱心なる質疑應答がなされたのであります。
ところが、こういうような特殊労働に就く人は、賃金の問題は勿論重要でありますけれども、その他に作業用のいろいろな福利施設或いは精神的な福利施設、そういつたものが特別に講ぜられないと、安んじて職業に就けない。